2018年8月23日【8月23日(木)は「コツン」という音が最初に聞こえた日】

鈴木一之です。本日(8月23日)、ようやく「コツン」という音が聞こえた気がします。

先々のことは本当にわかりません。いつの時代も未来はわからないものですが、今ほど将来の見通しの効かない時はない、と誰もが嘆いています。

まだこの先も安値を切り下げる局面があるのかもしれませんが、ひとまず目先の変化点に達したものが出てきた、というところでしょうか。

最後の最後は「最強の銘柄」までが売られました。そこまで換金売りの圧力が強まったということでしょう。

最強銘柄とは、たとえばエン・ジャパン(4849)であり、ファンケル(4921)やベリサーブ(3724)であり、システムリサーチ(3771)、オプトHD(2389)、インターアクション(7725)などでしょうか。

それらが売られることでマーケットにはどうしようもない厭戦気分が生れました。もう何をやってもだめだ、という気分が生じて、そういう時こそ「買い出動」すべき時なのでしょうが、それが先週末から今週初の動きです。

徹底的に売られたTOKYO BASE(3415)、リンク&モチベーション(2170)、アビスト(6087)、インソース(6200)、シード(7743)、ジャパン・マテリアル(6055)あたりもそうです。

マーケットのリード役だった小型成長株がことごとく利益確定売りの対象となりました。転機はどこから何によってもたらされたのか、それは後になって事後的に判明するのだと思います。

「本当の底入れは2度にわたってやってくる」とも言われます。まだ今のところは下落途上の小休止だけなのかもしれません。最新の景気ウォッチャー調査に見られる国内の景気動向の不穏さは覆い隠すことはできません。

そうだとしても、ダイキン工業(6367)や栗田工業(6370、カワタ(6292)、黒崎播磨(5352)、ダイフク(6383)の静かな上値志向が目を覚ましてくれます。

具合の悪い値動きを数え挙げたら、それはそれできりがありません。スズキ(7269)の急落、ブリヂストン(5108)、住友ゴム工業(5110)の下値切り下げ。オークマ(6103)、牧野フライス製作所(6135)の反落など、景気敏感株の弱さが気にならないはずはありません。

景気連動かディフェンシブか。大型か小型か。輸出関連か内需か。あいかわらずの二項対立は続いています。それでも3月以降、特に5月以降続いてきた下落トレンドに変化が訪れているような兆候はそこかしこに見えつつあります。

窯業(特に耐火煉瓦のグループ)とコンピュータソフトの一群はとりわけ強い足取りを示しています。それと新興市場のバイオ関連株です。突破口はこのあたりでしょうか。

以上

(8月24日(金)、トレーデクスのインターネットTVに出演いたします。よろしければご覧になってみてください。)
https://www.trdex.co.jp/library/

«
»